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「伏線」の意味と使い方・例文・「布石」「前振り」との違いまとめ

投稿日:2017年9月17日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「伏線」(読み方:「ふくせん」)という言葉は、「伏線を張る」「伏線を敷く」などの形で用いられます。

たとえば小説を読む時には、「伏線」が随所に張られているとよりストーリーに深みが感じられるものですが、この「伏線」という言葉は具体的にどのようなことを表すのか、ここではこの言葉の意味と使い方、また近い意味のある「布石」「前振り」という語と比較しながら、それぞれのより詳しい意味について説明していきます。

 

「伏線」の意味と使い方・例文・「布石」「前振り」との違い

それでは、以下に「伏線」の意味と使い方、また「布石」「前振り」との違いを説明します。

 

意味

まず、「伏線」には以下のような意味があります。

  1. 小説などにおいて後で述べる事柄を前の方でほのめかしておくもの
  2. 後の準備として前もってそれとなく用意しておくこと

つまり、「小説などのストーリーで後に起こることを前もってそれとなく示すこと」や「後で起こることに備えて前もって何かを用意しておくこと」を表します。

 

使い方・例文

次に、「伏線」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「あのシリーズの小説は全体を通して周到な伏線が張られていて、シリーズの後半になるほど面白くなっていく」
  • 「この小説は随所に伏線が張られており読み応えがある」
  • 「そういえば主人公の妻の言動がどこか不自然なように思っていたが、終盤で病死することの伏線になっていたのか」
  • 「交渉が難航することを予想して伏線を敷く」

 

「布石」「前振り」との違い

ここからは、近い意味がある「布石」(ふせき)「前振り」(まえふり)という語との違いについて見ていきます。

まず、「布石」には「将来のために前もって整える手配り」、「前振り」は「本題に入る前にする前置きの話」といった意味があります。

そして、これらの語と「伏線」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「布石」:「事業拡大のための布石を打つ」(事業を拡大するために前もって必要な部署に人員を配置して準備する)
  • 「前振り」:「彼の話は前振りが長い」(彼の話は本題に入るまでの前置きが長い)
  • 「伏線」:「彼はそのアイディアが却下されることを見越して伏線を敷いていた」(彼はそのアイディアが却下されることを見通して前もって準備をしていた)

つまり、「布石」は「将来に向けて前もって手配り(人を配置して必要な準備すること)をしておくこと」、「前振り」は「話の本題に入る前に(それに関することなどを)述べること」、「伏線」は「後で起こることに前もって備えること」を表すという違いがあります。

 

まとめ

以上、「伏線」の意味と使い方についてまとめました。

この言葉は、「小説などのストーリーで後に起こることをあらかじめほのめかすこと」、また「後に起こることに前もって準備すること」を表します。

それに対して「布石」は「将来に向けて必要な人員を配置して準備すること」、「前振り」は「本題に入る前に述べること」を表し、近い意味のようでもそれぞれ全く異なる使い方をする語となるため、その場面に応じて適当に使い分けることができます。

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