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「絵空事」の意味と使い方・例文・類義語まとめ

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<この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です>

「絵空事」(読み方:「えそらごと」)という言葉は、「絵空事を並べる」「絵空事に過ぎない」などの形でよく用いられています。

しかしながら、日常的にそれほど頻繁に用いる類の語ではなく、具体的にはどのようなことを表す言葉なのか、また他に似た意味の語にはどのようなものがあるのか、中には疑問を抱くことがあるかもしれません。

そこで、ここでは「絵空事」の意味と使い方、また類義語にあたる言葉について説明していきます。

 

「絵空事」の意味と使い方・例文・類義語

それでは、以下に「絵空事」の意味と使い方、また類義語との違いを説明します。

 

意味

まず、「絵空事」には以下のような意味があります。

絵は画家の作意が加わって、実物そのものではないということ。転じて、物事に虚偽・誇張の多いこと。

出典:広辞苑 第6版(発行所 株式会社岩波書店)「絵空事」

つまり、(絵には描いた人の趣向が加わり真にそれ自身ではない、ということから)「物事に嘘偽りや大げさな表現が多いこと」を表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「絵空事」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「近い将来に人型ロボットが身近にある生活が実現するという話は、まんざら絵空事でもないだろう」
  • 「この本に書かれている自然災害のリスクは、大げさなようだが決して絵空事ではない」
  • 「その業界の厳しさを知っている自分から見ると、彼の事業計画はまるで絵空事の域を出ていなかった」
  • 「彼のいう30歳までに司法試験を受けて弁護士になるという話は、単に絵空事を並べているだけのように聞こえるが、実際には虚言でも何でもなく実現に向けて計画的に行動しているらしい」

 

類義語

次に、「絵空事」の類義語について見ていきます。

この言葉と似た意味のある語には、以下のようなものが挙げられます。

 

夢物語(ゆめものがたり)

まず、「夢物語」には以下の意味があります。

夢のように現実味のない話。はかない話。夢語り。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「夢物語」

つまり、「それが現実だという印象を受けない空想的な話」をいい、以下のように用いることができます。

  • 「彼は株や宝くじで一攫千金をもくろんでいたが、さすがに夢物語に終わったようだ」
  • 「彼は都心の一等地にカフェを開業すると豪語していたが、所詮は夢物語に過ぎない」

 

画餅(がべい)

次に、「画餅」には以下の意味があります。

実現の見込みのないもの、また、実際の役に立たないもののたとえ。絵に描いた餅。がへい。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「画餅」

つまり、「実現する可能性がないものや現実として役に立たないものを例えていう語」で、以下のように用いることができます。

  • 「子供連れでディズニーランドに行くつもりで準備を進めていたが、予定の日が台風とぶつかり計画は画餅に帰した」
  • 「友人の誕生日祝いにサプライズパーティーを企画して準備を整えたまでは良かったが、当日主役の友人が残業で仕事を抜けられず、すべては画餅に帰した」

 

まとめ

以上、「絵空事」の意味と使い方、類義語についてまとめました。

この言葉は「物事に嘘偽りや大げさな表現が多いこと」をいい、「絵空事を並べる」(絵空事を列挙する)「絵空事に過ぎない」(ただの絵空事だ)といった形で用いられています。

また「夢物語」「画餅」といった語も近いニュアンスがありますが、これらは「現実味のない話」「実際の役に立たない物」を表し、たとえば、あることが実現せずに単なる空想や願望のような話で終わったということについていう場合に「夢物語に終わる」、あることのために努力したことが無駄になった、計画倒れで終わったことについていう場合に「画餅に帰す」といった形で用いることができます。

「絵空事」と「夢物語」は、「絵空事に過ぎない」「夢物語に過ぎない」といったように同じような使い方をすることもできますが、それぞれ「嘘や事実を誇張していること」「現実という印象がない話」とニュアンスが異なるため、場面に応じて適度に使い分けることができます。

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