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「打診」の意味と使い方・例文・「提案」「相談」との違いまとめ

投稿日:2017年7月5日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「打診」という言葉は、「~を打診する」「打診を受ける」などの形で、ビジネスの場面においてよく用いられています。

この言葉にどのような意味があるのか概ね分かっている人が多いかと思いますが、具体的にはどのようなことを表しているのか、また近い意味のある「提案」「相談」という語とどのような違いがあるのか、ここでは「打診」の基本的な意味と使い方、また「提案」「相談」と比較してそれぞれの違いを説明していきます。

 

「打診」の意味と使い方・例文・「提案」「相談」との違い

それでは、以下に「打診」の意味と使い方、また「提案」「相談」との違いを説明します。

 

意味

「打診」には、以下の2つの意味があります。

  1. 「指先などで患者の体をたたき、その音や振動によって診察すること」
  2. (上記から転じて)「相手方と交渉する際などに、前もって様子を探るために相手に少し働きかけてその反応によって相手の様子や意向を判断すること」

つまり、「医者が患者の体を指でたたき、そこで生じる音によって内臓を診察すること」、もしくは「交渉などの前に相手に前もって様子を探ること」を表す言葉となります。

【参考記事】
「意向」の意味と使い方・例文・「意見」「希望」との違いまとめ

 

使い方・例文

この言葉は、「何らかの交渉事などの前に相手の意向などを探る」場面において、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「それとなく上司から転勤の打診を受ける」
  • 「先ほど○○さんからそのプロジェクトに参加できないかどうか打診を受けたばかりです」
  • 「希望とは違う部署への異動についての打診を受ける」
  • 「開催を予定している講演の講義を専門家に打診する」
  • 「コラムの連載を打診したが断られた」

 

「提案」「相談」との違い

次に、近い意味のある「提案」「相談」といった語との違いについて見ていきます。

まず、「提案」の意味は「ある考えや議案を提出すること、またその案」と定義されており、会議などの話し合いの場に案や考えを出すことを表します。

また「相談」については、「適切な結論を出すために、他人と話し合ったり他人の意見を聞いたりすること、またその話し合い」といった意味があります。

これらの語と「打診」の使い方を比較してみると、以下のようになります。

  • 「提案」:「会議で社内のペーパーレス化を提案する」(会議で案を出す)
  • 「相談」:「顧客の対応について上司に相談する」(顧客にどのように対応するか上司の意見を訊く、話し合って結論を出す)
  • 「打診」:「○○支社への転勤を打診する」(内示の前に本人に対して転勤についてどう考えているかを探ってみる)

上記のように、「打診」は「実際の交渉などの前に相手がそれについてどう考えているかを探るものであること」に対して、「提案」は「会議などの場面で考えを示す」、「相談」は「相手と話し合って何かを決める」といった違いがあります。

 

まとめ

以上、「打診」の意味と使い方についてまとめました。

上記のように、この言葉は相手がそれを引き受けることが可能かどうか、交渉する前の段階で相手に考えや事情を探るために行動することを表します。

「相談」「提案」といった語とは似ているようでいて、それぞれ全く違った使い方をするため、これらの語と対比して違いを理解しておくと良さそうです。

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