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「大団円」の意味と使い方・例文・類義語まとめ

投稿日:2017年12月27日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です>

「大団円」(読み方:「だいだんえん」)という言葉は、「大団円を迎える」「大団円になる」などの形でよく用いられています。

しかしながら、それほど頻繁に用いられる語ではなく、この言葉が具体的にどのようなことを表すのか、また近い意味のある語には他にどのようなものがあるのか、中には疑問が浮かぶことがあるかもしれません。

そこで、ここでは「大団円」の意味と使い方、また類義語にあたる語について説明していきます。

 

「大団円」の意味と使い方・例文・類義語

それでは、以下に「大団円」の意味と使い方、また類義語について説明します。

 

意味

まず、「大団円」には以下のような意味があります。

小説・演劇などの最後の場面。多く、すべてがめでたく解決する結末についていう。

出典:明鏡国語辞典「大団円」

つまり、「芝居や小説などにおける最後の場面、特に、それまでの描かれていた出来事が喜ばしい形で解決するような結末のこと」を表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「大団円」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「その演劇はすったもんだの後に大団円を迎えて終わり、すっきりとした気持ちで見終えることができる内容だった」
  • 「その小説は、大筋としては余命宣告を受けた主人公が自分の生きる意味を見つめ直すという内容になっているが、意外にも最後は主人公が奇跡的な回復を果たしてめでたく大団円を迎えて終わった」
  • 「この小説は、最後には主人公が恋人と結婚式をあげて大団円となるが、そこにたどり着くまでの二人の紆余曲折が心情豊かに描かれていて読み応えがあった」
  • 「家庭内に問題を抱えた主人公の長きにわたる苦労が報われて、仕舞いには大団円を迎えるという小説を読み、晴れやかな読後感に浸る」

 

類義語

では次に、「大団円」の類義語の意味や使い方について見ていきます。

この言葉と近い意味のある語には、以下のようなものが挙げられます。

 

大詰め

まず、「大詰め」には以下の意味があります。

芝居で、最後の幕。また、最終の場面。

出典:明鏡国語辞典「大詰め」①

つまり、「芝居の最後の幕や終わりの場面」を表し、以下のように用いることができます。

  • 「大詰めの山場となる部分にあった、主人公の心情を語る長台詞は非常に心に迫るものがあった」
  • 「せっかくの観劇だったが、会社からの緊急の連絡で大詰めまで見ずに劇場を後にした」

 

終幕

次に、「終幕」には以下の意味があります。

  1. 演劇の最後の一幕。
  2. 演劇・映画などが終わること。閉幕。

出典:明鏡国語辞典「終幕」①、②

つまり、「演劇における最後の幕」「終演、閉幕」のことを表し、以下のように用いることができます。

  • 「この劇は終幕が9時を過ぎるから、観劇の前に食事を済ませておいたほうが良い」
  • 「その演劇の終幕近くで主人公が心情を込めて歌う場面が印象に残っている」

 

まとめ

以上、「大団円」の意味と使い方、類義語についてまとめました。

この言葉は「小説や演劇などの最後の場面、特にすべてが解決するおめでたい結末」のことをいいます。

中には「大円団」という語と勘違いして用いられるケースもあるようですが、「円団」ではなく結末という意味がある「団円」という語を用いて「大団円を迎える」といった形で用います。

また、近い意味の語に「大詰め」「終幕」といった語がありますが、これらは「芝居(・戯曲)の最終幕や最後の場面」「演劇の最終幕、終演」を表し、微妙に違った意味があるため、場面に応じて使い分けることができます。

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